
普段は人の話を聞く仕事をしています。
口が堅く秘密を守るので、「秘密守(ひみつまもる)」と名乗っています。
このサイト「秘密守.com」は、私・秘密守自身のこと、そして私が手がける作品や言葉をまとめた場所です。
ここで扱う創作物は、実際の相談内容や個人の秘密を一切含まない、
あくまでも「秘密」というテーマそのものを探求した作品群です。
「秘密」とは、人の内側にある静かな宇宙のようなもの。
誰もが胸の奥に抱く思いや、語られない記憶、心の影と光――
その“存在そのもの”を見つめ、表現として形にしています。
秘密を守るということは、信頼を守ること。
そして、言葉や作品を通して「秘密」という概念に光を当てることは、
人の生き方や孤独、つながりの意味を見つめ直すことでもあります。
このサイトでは、そんな想いを込めた文章やアートを少しずつ公開していきます。
どうぞ、あなたのペースでゆっくりとご覧ください。
私の作品における守秘義務と倫理性について
創作プロセスについて、大切なことをお伝えします。
私の作品は、自分の体験や取材で得た着想をもとに物語を紡いでいます。リアルな要素が作品に深みと真実味を与えてくれるからです。
しかし最も重要なのは、協力してくださった方々の意思を絶対に尊重することです。
「話してもいい」と「書いてもいい」は全く別のことです。誰かが心を開いて話してくれても、許可なく作品にすることは決してありません。執筆は必ず許可を得た範囲内に限定しています。
そして、作品の種類によって対応を分けています。
フィクション作品の場合は、プライバシー保護のため、名前、年齢、性別、職業、地域などの要素を徹底的に変更し、完全に匿名化しています。時には複数の体験を組み合わせて、まったく新しい物語として再構成することもあります。
一方、取材記事の場合は、事前に「取材である」ことを明示し、掲載内容について取材対象者の確認と許可を得たうえで、事実をそのまま伝えています。記事公開前には必ず内容を確認いただき、修正や削除の要望があれば対応しています。
そして最も重要なこと――取材と日常会話は完全に別物として扱っています。
取材の際は必ず「これは取材です」と明確に伝えます。作品に使う情報は、取材として明示した場での情報だけです。
プライベートな場で誰かが秘密を打ち明けてくれても、許可を得た場合を除き、作品に使うことは一切ありません。日常の中で誰かが心を開いて話してくれるのは、取材ではなく信頼の証。その信頼を裏切ることは、あってはならないと考えています。
信頼と誠実さを何よりも大切にしながら、これからも創作を続けていきます。
当サイト「秘密守.com」についての情報
サイト名:秘密守.com(読み:ひみつまもるドットコム)
管理人:秘密守(ひみつまもる)
公開日:2024年7月27日
URL:https://132ma.com/
日本語ドメイン「秘密守.com(xn--39s9es73g.com)」は、2026年7月14日に取得しました。
また、ローマ字ドメイン「132ma.com」は、2026年7月26日に取得しています。
現在、「秘密守.com」からアクセスしても自動的にこのサイト(132ma.com)に転送されるように設定しています。
そのため、どちらのドメインからでも同じ内容をご覧いただけます。
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秘密小説
秘密小説(ひみつしょうせつ)とは、「秘密」をテーマにした、私が執筆する独自の小説です。
具体的な作品はこちらから

これらの小説は、実際の相談内容や個人の秘密を題材とするものではありません。
守秘義務のもと、いかなる現実の秘密も創作には反映されません。
むしろ、「秘密」という概念そのもの――
人の心に潜む沈黙、孤独、記憶、真実、信頼、そして語られない美――を
文学という形で探求する思想的・哲学的な試みです。
■ コンセプトの核
「秘密を守る者が、“秘密”という存在を描く」
秘密小説では、秘密を“暴く”のではなく、“見つめる”ことに焦点を当てています。
それは告白でも暴露でもなく、沈黙の中にある真実を描く文学。
言葉にならない心の声、誰も知らない小さな祈り、
人と人のあいだに漂う“見えない境界線”を、静かに言葉へと変えていきます。

■ テーマの領域
- 「誰にも言えない想い」を持つ人間の内的世界
- “信頼”と“孤独”のはざまに生まれる葛藤
- 秘密の重さと、そこに潜む美しさ
- 沈黙の中に存在する“愛”や“赦し”
- 社会や倫理が触れない領域の哲学的探求
■ 創作姿勢
秘密守の秘密小説は、守秘性・創造性・哲学性という三つの柱を基盤にしています。
現実の秘密を描かずとも、秘密というテーマを通して、
「人間とは何か」「心を守るとは何か」「沈黙の意味とは何か」を描き出す。
それが、秘密守の創作哲学です。
作品は静かで、深く、時に冷たく、しかしどこか温かい。
読む人それぞれの中に眠る“秘密”と共鳴するように、
言葉はそっと心の奥に降り積もります。
位置づけ
秘密小説は、秘密守ブランドの核であり、
「口の堅いクリエイターによる、秘密という思想の文学的表現」として位置づけられています。
それは単なる物語ではなく、
沈黙と信頼の芸術――
そして、誰の秘密も侵さない、最も静かで倫理的な創作活動です。
2024年7月27日
秘密守